資産になる家 負債になる家
2010年 03月 23日
住宅医スクール最後の講義が25日26日とあります。
そのまえに前回の住宅医スクールの客員講師として講演をした南雄三著の本が気になり読むことにしました。 題名が「資産になる家 負債になる家」です。 建築的な解釈はもちろんですが、日本の戦後の家づくりから、それを取り巻く金融や、不動産事情、工業発展等多方面から論じ、今のストックをリフォームして価値をあげればよいというだけではない。使い捨てを前提にしてつくられた中古住宅に残っている価値などあるわけがない。日本はもう一度新築という重い負担が必要だ、と説いています。 住宅づくりを生業としている者としても、考え直させる内容だと思いました。一読の価値はあると思います。
by nps1558
| 2010-03-23 20:49
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