「木の家」耐震改修大勉強会in神戸
2011年 01月 17日
16年前の今日に起こった阪神淡路大震災。この日に 鯰、大事「なまず(地震)だいじ」と銘うって耐震改修の勉強会が神戸はポートアイランドの国際会議場で開催され参加してきました。参加者が全国とはいかないまでも遠方からの参加者も多数で総勢1003人の大人数でした。
震災時の死亡者の92%が建物の倒壊によるよる事が解っているものの思うように進まない耐震改修です。耐震改修補助金等の施策もありながら、善良で誠意と熱意をもった耐震診断・耐震改修をする技術者が少ないのではないかという事で、住宅建築関連の業界に大号令がかかったような感じでした。 なまずが大暴れする前にはやく 午前中は 内閣総理大臣のメッセージ「耐震化加速元年へ」 基調講演「活動期に入った地震列島」 木の文化と環境防災デザイン都市・・・木の文化の意味と価値について 映像で見る阪神淡路大震災 事例発表 大阪・豊崎長屋他 午後は、五つの分科会に分かれてそれぞれ勉強 私は、耐震診断・耐震補強 実践講座 に参加 神戸支店では、本格的な耐震改修はまだやれていないので今年は、これをやって行きたいと思っています。 結びに、2011.1.17アピール発表 ・・・・・この勉強会に結集した千人の参加者は、自己に課せられた職能を十全に発揮し、以って、森林・林業再生をはかり、地震などの災害につよい「木の家づくり」を進めていく事を誓います。 と締めくくられました。 フィナーレでは、鎮魂のチェロ演奏と震災体験手記の朗読 です。 歳をとったせいでしょうか、涙もろくなりました。 震災当時を思い起こす1日でした。
by nps1558
| 2011-01-17 19:40
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